昔の記憶を頼って・・・
18年ぶりの石神井公園
仕事の面接後、ふらりと立ち寄ってみました。
当時ここにも猫おばさんがいました。上品な面立ち、小柄な方でしたが、パワフルな方でした。
区に掛け合って、公園内の野良猫の世話と不妊手術、御飯の片付けは全て自分が面倒を見るという条件で公園内野良猫の終生を区に約束させてきた方でした。
広い公園ではエサやりは毎日3~4時間、毎月の出費は30万。
すべて自分が背負われていました。
それでもやっぱり段ボールにいれて猫を捨てに来る人が多く、中には生まれたての子猫を紙袋にいれて捨ててあることがありました。
たまにカラスがたかっている段ボールを奪って開けてみると夏の暑さと、飢餓、不衛生な狭く空気の通りも悪い箱内で折り重なるように子猫達が亡くなっていました。
たまたま開けた箱の中で1匹の黒猫が生きていた箱がありました。
4匹の黒猫の兄弟は既に事切れてしまっていてダメでしたが・・・。
下痢もあり衰弱していた猫を猫夫人に渡すと、とても喜んでくれて、
病院へ5日入院した後、里親さんに引き渡したそうです。
それ以来、猫夫人お会いしていません。
家の実家の事情で逃げるようにして
引っ越していった為、当時70歳だった猫夫人のことをいまは知る手がかりもありません。
今となっては公園の姿もだいぶ年月とともに移り変わり、ベンチでねそべっていた猫達も姿を消し、誰一人知る人もいなくなってしまった公園。
景色と自然がきれいだったのは、そこに知っている顔見知りや思い入れがあったから。
今となっては緑が無機質に並ぶだけの場所に過ぎません。
18年は、ほっておくには長すぎました。
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コメント
じゅんこさんへ
ありがとうございます~

一番最初のコメントくれたファン1号をおろそかにしてはいけませんよね~。
ありがとうじゅんこさん!
仕事でもいろいろ焦って、昨日元々の恩人に怒られてしまっていたところです・・・
NHKの朝ドラの「つばさ」でも「元々の何の変哲もないお菓子を楽しみにしてくれるお客様がいらっしゃるのに、新作お菓子に気を取られてばかりで本末転倒じゃございませんか?」と吉行和子が怒っておりましたが、まったくその通りです。
はんぺんはreiさんが保護されていたのかと思いましたが、Nさんでしたか・・・年金の半分をかけてすごいですね。
私は未だに「猫おばさ~ん!」とババ達にお世話になっているので本当の保護活動をしていらっしゃる方をとても尊敬します。
投稿: ayyan | 2009年7月10日 (金) 13時33分
猫夫人ははんぺんを助けてくれたNさんにそっくり。
年金から毎月半分以上を猫の餌に費やしていたもん。
その遺志を継いで、と思ったけど、とても難しいことがこの1年でわかりました。
実際行動してみないと大変さがわからないですよね。外野はガヤガヤいうけど。
私ayyanさんの文章のとりこになったファン1号を自負してるんだから~(笑)
投稿: じゅんこ | 2009年7月10日 (金) 09時29分
太っちょの母さんへ
またまた~!もう天狗ができあがっちゃいます。
唯一のコメンテーターありがとうございます。
昔は猫缶も通販も安売りもしていなかったので、
本当に地道だったと思います。
本当にひけらかさず、謙虚な方でその方を中心にすこしづつ輪が広がっていったような・・・すばらしい方でした。
今はネットのお蔭で里親募集も楽になりましたよね。TNR(野良猫の不妊手術の運動)も広がり、
昔よりはだいぶ良くなってはきていると思います。
でも後もう一押しをがんばって居る方々がたくさんいらっしゃると思うと、この世も捨てたものではないと思います。
投稿: ayyan | 2009年7月 9日 (木) 23時31分
鳥肌が立つ様な素敵な文章でした。
ayyan?文章の才能ありますよ。
そんな素晴らしい方がいらしたのですね。当時はネットなんて無かったでしょうから、本当に地道に野良猫保護のボランティアをされていたのですね。胸が痛み、頭が下がります。
そこを付け込んで猫を捨てに来る最低な人間達。本当に何とかしなくてはならないのは、行政以上に、人間達のモラルの改善かも知れないですね。本当に悲しくなります。
投稿: 太っちょの母 | 2009年7月 9日 (木) 17時45分